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政府観光局

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政府観光局

政府観光局(せいふかんこうきょく)とは、各国政府が外国からの観光客を誘致するために設置した政府組織です。

政府の観光を担当する省庁や外局が、自国の観光客を誘致する目的で、世界の主要国に支局をおき、設置した国の旅行会社や自国の航空会社、各メディアなどと密接な関係を保ちながら、自国の観光情報の提供や各種宣伝、広報活動などを通して、観光客の誘致を行っている機関なのです。

多くの場合は国単位の政府観光局しか持ちませんが、中でも規模の大きい国や観光が盛んな国の場合には、県や州など自治体単位で観光局を持つケースもあります。

また単独で支局開設が行えない場合には、その国に設置した大使館や領事館、自治体事務所などで代理を行なっているようです。
(アメリカのインディアナ州政府駐日代表事務所やセイシェル観光促進会など)

 旅行会社や旅行代理店には、パンフレットの他に各国の観光地案内がのっているブローショアと呼ばれるパンフレットや、ガイドブックが数多く置かれています。これらは無償でその国の政府観光局から頂けるものなのです。

地図やお薦めのレストラン案内、観光地や写真の提供、現地でのオプショナルツアーなど、詳細にわたって情報が入手できるため、旅行会社の営業や企画担当者は、お得意さんへ配布するため、また社内で企画や宣伝をするために、政府観光局をよく訪問して資料を集めます。

旅行会社で仕事をすることを目指すのであれば、自分の好む外国の政府観光局や、就職先の旅行会社が力を入れて販売している国の政府観光局へ訪ねてみることはとても勉強になります。

★ワンポイントアドバイス:旅行業で働く者は、とにかく歩きます。自分の足で確かめたり、顧客と打ち合わせたり、ランド手配業者や航空券発券業者と打ち合わせたりと一日中歩き回ることなどは当たり前です。一人の営業マンは、一週間で1足の革靴をダメにしたそうです!!

面倒がらず、足を使って情報を収集することが道をさらに開くと言っても過言ではないのです。 政府観光局めぐりなど、足を運んでおくと後になって役立つこと間違いありません!

<日本にある主な政府観光局>
・国単位
韓国観光公社
台湾観光協会
香港政府観光局
マカオ観光局
中国国家観光局
タイ国政府観光庁
カンボジア政府観光局
シンガポール政府観光局
ドバイ政府観光商務局
アイルランド政府観光庁
英国政府観光庁
フランス政府観光局
ドイツ観光局
スイス政府観光局
イタリア政府観光局
オーストリア政府観光局
ベルギー観光局
オランダ政府観光局
スペイン政府観光局
ポルトガル観光局
ギリシャ政府観光局
キプロス政府観光局
チェコ観光局
ロシア政府観光局
トルコ政府観光局
フィンランド政府観光局
スカンジナビア政府観光局(デンマーク,ノルウェー,スウェーデン)
ユーゴスラビア観光局
オーストラリア政府観光局
ニュージーランド政府観光局
カナダ観光局
メキシコ政府観光局
コスタリカ政府観光局
フィジー政府観光局
ケニア政府観光局

・自治体単位
ブリティッシュ・コロンビア州観光局
カリフォルニア州観光局
グアム政府観光局

地球の歩き方 イエローページには、各国政府観光局のリンク集があります。
住所や電話番号、休日まで記載されているので、参考になります。
http://www.arukikata.co.jp/link/toursm_yellow.html

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