たとえば、小さな旅行代理店や営業所で、１から十まで旅行業務全般に携わるような経験をしたいといった職種を希望するのであれば、資格を持っていることが大きな助けとなります。

また大きな一般旅行会社や大手の団体企画で旅程表を作成するのが仕事や、電話での予約対応やインターネットの予約だけを専門に対応しているような職種であれば、業務内容をしっかり把握して職務を遂行していれば、資格を持っていないことは何ら障害にはならないということなのです。

ただ、旅行代理店を独立開業したいとか、自分の将来のためにしっかりとした知識を身につけて頑張りたいというように、目的をはっきりと持っているのであれば、資格取得に向けてチャレンジすることはもちろん素晴らしいことなのです。そこのところを誤解せず、自分にあった勉強法を探してみてください。

また、旅行会社に就職してから一部免除のための特別研修を受けて、試験に挑戦するという考え方もありますので、焦らずに長期にわたって学ぶ姿勢も大切かもしれません。