旅行業務取扱管理者になろう! > 総合旅行業務取扱管理者学習の取り組みとポイント

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総合旅行業務取扱管理者学習の取り組みとポイント

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学習のポイント

総合旅行業務取扱管理者合格のための学習の取り組みとポイントを、4つの分類に沿っておさらいしておきましょう。

旅行業法令

法律の世界では旅行業をどのように見ているか、また業法がどのような順序で、実務や運営上のどのような科目について述べているものかを確認しながら要点をつかむことで、関連しながら記憶しやすくなります。

旅行業法施行規則や、旅行業の登録、営業保証金、誇大広告の禁止、旅行業協会の業務など、毎年出題されるポイントを理解していきましょう。

  ▼旅行業法の目的と旅行業の定義について
  ▼旅行業登録について
  ▼営業保証金・弁済業務保証金について
  ▼旅行業務取扱管理者とは
  ▼旅行業務取扱料金
  ▼広告に関する規制
  ▼外務員とは
  ▼旅行業者代理業とは
  ▼旅行業協会(JATA)の業務

国内旅行実務

国内管理者試験と総合管理者試験では、運賃計算の範囲は異なりますがその内容や難易度については、多少の違いがあるようです。

★国内管理者・・・試験の範囲は「JR運賃・料金」、「貸切りバス」、「国内航空」、「フェリー」、「宿泊」の5分野が出題範囲となっています。理解し難いのはJRの規則に関する問題です。

JR以外の規則については資料を暗記し、計算の法則や規則を覚えることがポイントです。

* 普通団体運賃の計算(1期と2期にまたがる行程)
* 指定席特急料金のシーズンの判別
* 乗継割引の適用
* 切符の払い戻し

などです。

★総合管理者・・・国内管理者の運賃・料金の出題傾向とは違って、JRに関する問題が大半を占めており、その引用規則もかなり多岐にわたっています。

総合管理者試験に関しては、JRの規則をきちんと理解することが大切です。

具体的に、試験で出題されるJRの計算規則のいくつかを列記してみましょう。

* 運賃計算の特例(特定都区市内、通過連絡運輸、区間外乗車など)
* 普通団体運賃の計算(1期と2期にまたがる行程、分岐区間を別途算出する計算)
* 山形/秋田/九州新幹線、そのほか通し料金が適用できる場合の計算の仕方
* 乗継割引の適用
* グリーン個室、寝台個室に係る適用料金
* 切符の払い戻し

などです。


  ▼国内宿泊料金
  ▼国内航空運賃
  ▼航空券の払戻しについて
  ▼JR
  ▼企画業務について
  ▼手配業務について
  ▼募集広告の表示事項について
  ▼国内地理の基礎知識について

国内旅行実務

海外旅行実務

試験科目の中で、特に範囲が多岐にわたっているのが海外旅行実務です。

① 国際線の運送機関の利用料金計算、及び海外の旅行を取り扱う業務に関連する料金についての知識

② 旅券の申請手続き

③ 通関・検疫等の手続き、為替管理など必要な法令に関する知識

④ 出入国に必要な手続きに関する法令、実務処理に関する知識

⑤ 主要外国の観光に関する知識

⑥ 語学に関する能力

⑦ そのほか海外旅行を取り扱う業務に関する実務上の処理能力知識などが含まれています。


  ▼国際航空運賃・料金計算
  ▼国際航空運賃の種類
  ▼タリフの見方(東京/パリ)タリフの公示直行運賃例
  ▼運賃計算の基本
  ▼運賃計算規則


海外旅行実務

出入国管理とその関連法

★出入国関係法令・実務の学習ポイント
出入国法令と実務に関しては、実際の国家試験では、「海外旅行実務」の中で出題されます。

渡航手続きの一歩は、まず旅券(パスポート)申請です。そして、相手国の入国許可となる査証(ビザ)手続き、予防接種、外貨購入などに関する内容が主となります。

海外旅行業務における渡航手続きでは、旅券の申請から受領までと査証の意味と取扱、予防接種と外貨手続きについてまで。出入国手続きでは、日本の出国から外国での入国・出国、そして日本への帰宅までのそれぞれの場面で必要な書類と手続きについて学びます。

これらの学習はルールを確認し、事例や資料を検証しながら、実際に体験や経験しながら、実践的に学ぶことで学習に大きな効果をもたらします。

旅券・出入国関係法令一覧
1旅券法(外務省)
   ▼改正旅券法(平成17年6月改正、平成18年3月施行)
   ▼一般旅券の申請に必要な書類
   ▼記載事項の訂正
   ▼再発給
   ▼査証欄の増補
   ▼代理申請
   ▼帰国のための渡航書

2外為法(大蔵省)

3関税法・関税定率法(大蔵省)
   ▼帰国時の旅具通関の方法
   ▼海外市価
   ▼課税価格
   ▼免税範囲
   ▼簡易税率
   ▼輸入禁止品
   ▼輸入規制品

4入管法(法務省)
日本国に上陸する外国人は、入管法に定める在留資格を有していなければなりません。
   ▼定義
   ▼資格証明
   ▼出入国の手続きについて

5検疫法(厚生省)
   ▼検疫感染症
   ▼質問
   ▼予防接種
   ▼指定検疫物
   ▼検疫の対象とならない植物

6家畜伝染病予防法(農林水産省)

7植物防疫法(農林水産省)

海外諸外国に関する基礎知識

世界に関する政治経済や観光知識、文化的背景など範囲が広いため全てを記憶するのは大変です。ポイントとしては日本から観光ツアーが行なわれているか、また航空会社が日本に乗り入れているかなどが選択して記憶するかどうかの目安となるでしょう。

英語

ポイントは、海外旅行や旅行業界でよく使われる単語を覚えることです。

特に、「旅行手配」「出入国」「旅券」「観光」「地理」「宿泊」「飲食」「予約」などに関連する単語は確実にしておきましょう。

また、問題を解くにあたっては、単語がわからなくてもこだわらず、意味を掴むことと、キーワードから何に関連する科目なのかを推測して、回答することが大切です。

英語

  • "英語"の詳細はこちら

海外都市の空港/スリーレターコード・航空会社/ツーレターコード一覧

1 スリーレターコード(3レターコード)とは
各国の空港や都市の名などを、アルファベットや数字の組み合わせ3文字で表した略号のこと。東京はTYO、ニューヨークはNYC。成田空港はNRT、関西空港はKIX。香港は都市も空港もHKGなどです。

航空会社にもスリーレターコードはありますが、旅行の業務上一般的にはツーレターコードのほうが使用されています。

時差の知識

航空時刻表に記載されている時刻は、いずれもその都市の現地時問を表記しています。従って、航空機の所要時問を計算するには、時差の知識が必要となります。

時刻表の読み方

航空時刻表「OAG(OAG Flight Guide-Worldwide)」
1853年にイギリスで創業したOAG(旧ABC)は、特定の航空会社に偏ることなく、ローコストな航空会社を含む全世界1000社、3500を超える空港データや旅客便フライトスケジュールを掲載する時刻表です。

「0AG」は、まず出発都市を引き、次に到着都市を引いて、スケジュールを調べるタイプの時刻表です。

【特徴】○スケジュールは、最初に直行便が記載されていて、次に接続便が記載されています。

○スケジュールのほかに、世界中の直行便、共同運航便、乗継便フライトスケジュールや、航空会社、空港、都市コード表、最小乗継所要時間、空港ターミナル情報、各航空会社の予約ダイヤルリストなどの情報を掲載しています。

1) OAG
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